那覇眼科「やさしさレーシック」の あしあと

レーシックを受ける前、検査や説明、どんな風にうけるのか、受けた後の見え方感じ方などを、       モニターの方10名のそれぞれの感じ方で書き綴っていくブログです。

どれぐらいレーザーあてる?

視力は実は血圧や熱のように、測れば毎日変わります。そしてレーシックも、メガネやコンタクトレンズの度数を決めるように、その人の視力、近視の度数、乱視の度数はコレっ!って決めて、近視乱視を減らすためのレーザーをあてる量と当て方を決めていきます。

なので当然レーシックしても、視力の変動がとれるわけではありません。体調や睡眠時間、時間帯、天気などいろいろな環境因子で見え方の変動はでつづけます。これはレーシックをしたから起こる現象ではなく、メガネ、コンタクト、オルソケラトロジー、裸眼、すべての状態で起こります。

レーザーのあてる量は、極力必要最小限にしたいのです。過矯正を避けるためです。過矯正とは、強すぎるメガネやコンタクトをした状態を想像してみてください。見えるけど、なんか頭いたい、吐きそう、つけてられない。レーシックセンターでトコロテン方式でお受けになられた一部の方が、レーシック難民とよばれ困っている書き込みを皆さんみたことがあると思います。「せっかくレーシックうけるんだから1,5とか2,0とかじゃないといやだ」と思っていると危ないです。過矯正も角膜の厚みに余裕があれば、追加照射で矯正可能ですが、精度がぐっと落ちます。あんまり減らなかったり、減りすぎたりする可能性があるということ。でも、先にお話ししたように視力は変動します。だから視力の波をみて、考えられる一番弱めにでる近視乱視を、この人の矯正量と決めて、弱めにレーザーを当てていきます。

あてる角膜の厚みも、那覇眼科では4種類の検査装置を使って測っています。(通常2−3種類での測定が多い)なんでかというと、たとえ4種類の精密機器で測っても、同じ人の角膜の厚みが同じ厚みで計られてきません!4つデータがバラバラにでます!なので、角膜の厚みは4つの中で一番薄く計られたデータを採用しています。より厳しめにして安全を確保しています。

レーザーの当る量の誤差もあります。メーカーや機種のメンテナンスにもよりますが、当院の機器たちは、イントラで±5マイクロ、エキシマで±5マイクロ、ケラトームで±15-19マイクロとみて、計算しています。その幅でやや強め、やや弱めがあり得るものとして、当てていきますので、余計に弱め狙いで行くことがとても大切になってきます。

それでも、弱めすぎて追加照射して人もいますよ。うちでは3人くらい追加してます。みなさん追加して気持ちよく帰っていきました。足りないところからの追加の方が精度が高いので、ずっと安心です。

視力の数字は目安でしかないので、「あの人は2、0、私は1、0、半分だ」などと嘆き出すと大変です。実生活で通常必要とされる生活視力は普通0.7から0.8といわれてます。遠くのライオンをシマウマを見つけなくてはいけない社会に住んでいるわけではありませんのでねー。

またねー

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